あまり”ベスト〜”とかでくくったり、順位を決めたりするのは好きじゃないのだが、
自分と好みの近い人がよかったというものを知るのは、好きなものを見つけるために効率がよくて
私も参考にさせてもらうことがあるので、よく見る”今年の〜”を、一応書き出してみることにしました。
(一回くらいやってみたかった、っていうのもあるけど。)
今週末に買う予定のものが何枚かあるけれど、それは聴きこめないし、いいかな。


私的な評価と、好みと、聴いた回数とで選ぶと以下のような感じ。20枚になりました。
けっして順位で並んでるわけではないけれど、この並びにまったく意味がないわけではない。
私の頭の中ではこんな感じに位置しています。


<2006 Favorite CDs

☆かなりよく聴いたし、かなり気持ちよくさせてくれた。期待せずに聴いたこともあり、出会えてよかった、と思う。
 ・Marc Mac Presents Visioneers 「Dirty Old Hiphop」(一枚だけ選ぶならこれかも。)
 

 ・Nobody & Mystic Chords of Memory 「Tree Colored see」
 



☆音も素直に気持ちよく、情緒や気持ちにもきて、かなりの頻度で聴いたもの(年下好きな部分に触れたところもあり。)
 ・Ben KwellerBen Kweller
 

 ・RazorlightRazorlight
 

 ・Strokes 「First Impressions Of Earth」 (+some singles)
   



☆上の3枚のよう安心頼感はないが、すんなり入ってきて、何気に頻度多く聴いていた。新鮮さもあり。
 ・Kooks 「Inside In/Inside Out」
 

 ・Rifles 「No Love Lost」
 

 ・Panic! At The Disco 「A Fever You Can't Sweat Out」
 



☆どんなときもわるくない、聴けばああやっぱりいい、と思える、安定した感じ、信頼できるよさ。
 ・Incubus 「Light Grenades」
 

 ・Raconteurs 「Broken Boy Soldiers」
 

 ・Albert Hammond Jr. 「Yours to Keep」
 




☆激しくではないけれど自分の中に何か静か〜な波を起こしてくれる感じがする、入れておきたいもの。
 ・Cat Power 「Greatest」
 

 ・Sparklehorse 「Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain」
 




☆ときどき静かに聴きたくなる、落ち着かせてくれる系。”いい”と評価したいと思える。
 ・Guillemots 「From the Cliffs」
 

 ・Album Leaf 「Into the Blue Again」
 

 ・Whitest Boy Alive 「Dream」
 




☆ちょっと別格。いつも後になってキたりするので、永く聴ける見込み込みで。
 ・Beck 「Information」
 




☆聴く頻度はそれほど多くはなかったが自分の中で評価したいもの。
 ・Yeah Yeah Yeahs 「Show Your Bones
 

 ・TV on the Radio 「Return To Cookie Mountain」
 




☆買った当初はけっこう聴き、ライブも楽しく好感触だったので、入れておこうかな。
 ・Keith 「Red Thread」
 



今年は、今までよりずいぶんライブの数を減らしました。ほんとに行きたいか?かなり考えるようになった。
まあもっと金銭的に余裕があれば、それほどでなくても行ってみて、よかったと思うものに出会えていいかもしれないが、
どちらかというと、CD代を払うよりもライブ代を払う方に抵抗がある私です。
そんな少なめなライブの中でよかったもの3本。
まあ、生なものだし、これはほんとにそのときの実感やからだのノリがすべてなので、
相対的にでなく、自分でよかったと感じたものが3本あった、ということです。


<2006 よかったライブ>

Yeah Yeah Yeahs @Fuji Rock Festival
 (少し距離あり)
Razorlight @渋谷クアトロ
Grapevine代官山Unit


自分でも悲しいことにStrokes @Fujiは入らないのです。
わるくなかったけど、YYYSのとにき感じたような気持ちの高まりを思えば、とても入らない。
あとでwow~を録画した映像はかなり何度も見ましたが...。
でも、心情的には、アルバムも出たし(昨年末買ったけど)、フジにも来たし、Stro...つながりの友人もできたし、
私にとって、Strokes year ではありました。やっぱり大好き。


考えると、こういうものに出会えているのは、とても幸せなことだなーと思う。
これが全部なかったら?...自分の日常はぜんぜん違ったものになるかもしれない、と思う。
自分のためでもあるとはいえ、こういうものを苦しみながら作り出してくれるアーティストたちには、
ほんとにありがたいと思わないといけないのではないか?