なんの不思議もなく、あたりまえのように、バインの新譜を聴き続けています。
いいと思うと、自分の感覚を一回疑ってしまう私ですが、
いいと思う?どう?という自分への問いかけは、自分的には、バインの場合、
ほとんどの場合満足なので、他の音楽とくらべてではなく、他のバインのアルバムとくらべてどうか?
ということを考えているみたいです。
自分的には、今までで一番好きなのは、「Circulator」かなあ...。
そう言ってしまうと、あっちには大好きなあの曲もあの曲もあるし...?とか迷うけど、
いつでもいいと思え、私の趣味だと言えるのは、「Circulator」のような気がする。
初め??で、3回めくらいに聴いた頃には、それまでと音楽観が変わっていたような「Lifetime」も
やっぱり好きだけど('99年で、まだまだ洋楽もそんなに聴いていなかった頃なので)。
といいつつ、「deracine」も、何気に好きです。
その前のは、好きな曲はすごく好きでも、方向性にちょっと信頼度が揺らいでいたところがあった。
でも、「deracine」で、ああやっぱり私にとってのバインはだいじょうぶだ、と思えました。


で、今回の「From a...」も、かなりいいと思っています。
でも、ファンはみんなそうだと思いますが、バインのアルバムは、かなり聴きこんで染み込んだ後に、
自分にとっての大切度みたいなものがじわじわとわかってくるようなところがあるので、
まだまだ、今はわかっていませんが。
正直に言うと、今回は、ちょっと耳障りがよすぎるような気も、今は少ししています。
私があまり好きじゃない、FMでよくかけられるようなさわやかめのシングルがないのはいいけど、
そういうのではないんだけど、歌ものとして聴きやすいような感じが多いような気がして。
「インダストリアル」とか、大人でかっこいいんだけど、他のバンドでもできそうな感じがするので、
その代わりに、西川さんのじっくり地味だけど渋い曲があったらな、とか思ったりもして。
「...アラズ」みたいなグルーヴの曲もほしかったような気もして(...でも統一感崩れるかな)。
まあでも、そのへんも違う感触になるかもしれなく、しつこいですが、まだまだわかりません。
しばらくは、ほとんどこれを聴いていると思います。


そういえば、ずーっと以前、田中くんのことを尊敬している部分がある、と書いたことがあった。
それは、田中くんと親子関係についてのことなのだが、そのあたりのことを書くのはけっこう面倒なので、
自分では今もまだ書く気にならない。
それに、あるファンサイトの管理人さんが、田中くんの誕生日に寄せて、そのあたりに関連づけて、
田中くんと西原さん(元リーダー)のことを、田中くんへの深い目線と思いやりにあふれた素敵な文章で
書いていたので(共感したし、泣けた)、それを読んで満足してしまったところもある。
尊敬している部分というのは、その延長上にあることです。
書く気分になれたら、書きたいと思います。



From a smalltown

From a smalltown

昨日と続けてだけど、これ以外貼る気にならないので、苦し紛れに通常盤。