今日は、バインの10周年記念ライブ@C.C.Lemon。(ネタバレ)
今回はまじでチケット取れないかもな...と思っていたら、友だちがなんとか手に入れてくれ、
20列目くらいで観られた。ホールでのライブはすごく久しぶり。席があると待ち時間が楽。
18時半からということは、長い、ってことね、と覚悟していた。


1曲めは、「いけすかない」。この曲で始まるの、好きなんだろうな。以前もよくあった。
2曲め、「カーブ」。久々に聴いたけどかっこいいなーと思った。
最近、昔のアルバムは全然聴いていないが、すぐ曲名がわかったので自分でも驚いた。
そして...、今日のライブは、セットリストが重要。
はじめ、古い曲続きだったので、前期、中期、後期くらいに分けて、数曲づつやるのかなあ、と思った。
だが、ほとんど、アルバムだと「Lifetime」まで、シングルは2002年に出たものまで、だった。
まあ、「覚醒」すべてと「退屈の花」から数曲やったら、あとは曲数的にあまりできないとすると、
そのへんまでに出したものに絞ったのかもしれない。
その中で、本編最後に「FLY」をやったのは、今の、思い入れというか、”旬”感覚があるのでしょうか。
この曲は、目を瞑って宇宙に吸い込まれて上昇していくような感じがして、ほんとに気持ちいい。
本編が終わった時点で、短ーい、と思ったが、2時間経っていたのがびっくりした。
アンコールがすごく長いんじゃないかと期待したが、1回、4曲で終わってしまった。


正直、ちょっと物足りなくもあった。シングル好きじゃない私的には、あまり好きじゃない曲もあったし
(記念ライブとかではシングルはもちろんやるだろうと思っていたからいいけど)。
でも、このあたりの曲をあれだけ聴ける機会はあまりないだろうと思うと、よかったと思う。
私は、古いところでは、「Soul Foundation」、「Time Is On Your Back」がうれしかった。
あと、「ラバーガール」〜「パブロフ〜」の流れはかっこよかったなー。
久々に「R&R〜」も聴けてうれしかった。バインは、ほんと〜にカップリングの曲が素敵だー。


途中、デビューミニアルバム「覚醒」を出した頃の話をし、”感慨深い”、と言ったあたりで
少し湿っぽくなりそうだった田中くんだったが、今日は、感情ほとばしる、という感じのライブではなく、
昔の曲を大切そうに、楽しそうに演っている感じだった。


今回のライブは、西原さんのことをすごく意識し、考えているんじゃないかな、と感じた。
そういうことをはっきり言わなそうな田中くんが、”西原誠に捧ぐ”と言った「窓」はもちろんだけれど、
「ふれていたい」、「Blueback」なども西原さんのいた頃の曲で(確かそうだったと思う)、
そういう点も考えて選曲したんじゃないかなあ、と思う。
西原さんがいたからバインもある、父や兄のようである西原さんを、
田中くんはとても大切に思っているのだと思う。


デビュー前にタワレコで売っていたカセットを持っているかお客さんに聞いて、
そんなレアなものを持っている人に、「けっこうな歳やろー」と言ってしまった田中くんを、
西原さんが笑いながら叱ってるんじゃないかなーと想像してしまった。



☆9/19 バイン 10周年記念ライブ @C.C.Lemon 

いけすかない
カーブ
白日

君を待つ間
そら
覚醒
手のひらの上
恋は泡
スルータイム
Paces
ラバーガール
パブロフドッグとハムスター
光について
超える
スロウ
ソウルファンデーション
R&Rニアラズ
BLUE BACK
FLY

EN
風待ち
TIME IS ON YOUR BACK

ふれていたい

覚醒~10th Anniversary Special Package~

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