久々に新譜を聴いた感想。
・Little Joy 「Little Joy」
 Stro〜のドラマー、Fabのバンドの1st.アルバム。
 Vo.の声が少しJulianに似ていると思うのですが、そんなことないでしょうか?
 それで、FabはやっぱりJulianのことが好きなんだろうなあ、と少し思ったりしました。
 緩〜〜い感じですが、PCなどやりながらなんとなーく聴いていると、すごくゆったりしていていいです。
 Fabのいい意味でsquareじゃない感じ、自由な気持ち、大らかな陽射しのような感じがあって、
 でもそんなトロピックというわけでもなく、古いレコードのような大人の切ない味みたいなものも
 じわっと利き味としてあるような感じがします。切なさがあっても気分がいいです。
 このところの新譜アレルギー(大げさ)みたいなところから、少し気持ちの向きを変えてくれました。


・F.Ferdinand 「Tonight」
 これまでのアルバムをしっかり聴いているわけではないので、あまり何とも言えませんが...、
 これまでの曲にあるような盛り上がるキャッチーさはないとは思いますが、
 私的には、今までで一番自分に入ってくるというのか、信頼できる音のように感じました。
 走らずにリズムをしっかり届けてくるような安定感、落ち着きが感じられるというか。 
 とてもひねた聴き方だと思いますが、これまでのアルバムには、聴いていてどうしても、
 簡単にもっていかれないぞ、とひいて聴いてしまうところがありました。
 (バンドにはそんな意識的な意図は全然なかったと思いますが。)
 このアルバムは、ちょっと大人っぽい余裕のある音をしっかり楽しみたいと思いました。


Little Joy

Little Joy


 手に入らなそうだった3月のバインのライブのチケットが手に入ることになった。よかった。
 久々に(でもないか)バインの音で上がらない気分を馴染ませて来よう、
 あるいは上塗りというのか...(後ろ向き、そんな使い方してごめん、そんなつもりじゃないけど)。