バインのツアー初日@赤坂に行ってきました。
最近は文句ないことが多いですね。自分がすごくありがたみを感じている
せいか。“Evil〜”でのはじまりは、先月のリキッドの“BABEL”との
つながりがすごくよかったのもあってか、ちょっと?って感じでしたが、
4曲目くらいまでいって、あ、こういう感じ...、と思いました。けっこう
久々の曲がたくさんあって新鮮で、選曲は満足でした。ツアーが進むうち
に曲間とかも含めて粘る感じというか?馴染んだ感じの流れが出てくるの
かなあと思います。新譜で好きな曲は?と聞かれたらたぶん“BABEL”とか
“Scaklet A”とか言うと思うのですが、”Golden Dawn”や”Heso”は
ライブで聴くのを楽しみにしていて、やはりよかったです。”TOKAKU”
も楽しい。ちょっと苦戦しているような曲もありましたが。西川さんは
もちろん、田中くんもギター、カッコよかった。
”Scarlet A”は、よく歌詞を味わって聴こう、と思ったのに、始まると
何故か過去の恋愛の感情の集合体?(よくわからない)みたいなものが、
空気の石の塊みたいにごろん、と胸のあたりに転がってきたような感じで
不意にすごく泣けてきてしまった。あと、あまり好きではないはずの
“風待ち”の、でも二番の好きな歌詞のところでも、ぐわ、っと来た。
もうその頃にはどっぶりライブの空気にはまっていました。バインは
お客さんもいいよなぁと改めて思いました。埋まった会場の前方で、
ギュウギュウすることなく身体を揺らせるライブってあまりないと思い
ます。田中くんはすっかり慣れている曲の時はすごくお客さんのことを
見てましたね。終わり頃のMCは、なんとなくうれしかったです。


今回のライブ後改めて思いましたけれど、田中くんのことは、やっぱり
大好きです。でも私の妄想的には、辛い恋愛になるイメージの人なので、
そういう人を好きだというのは自分が変わっていない証拠みたいでなんだか
否定したいのだと思います。その点Julianは、お気楽ないい加減な自分が
好きになれた人、という感じでうれしいんです。まあJulianの曲って、
ポップな音楽のわりに歌詞はけっこう重いんですけどね…。