....という前振りで、「旅立ちの時」という映画の話。
HDDレコーダを少し前に買ったので、映画のビデオとか整理をしていて、久しぶりに見た。
リバー・フェニックスがすごく好きだということもあるが
(この時の彼が一番好き。表情とか目線とかたまらない。いろんな意味で私の理想)、
映画としても、かなりかなり好きだ。
お洒落な映画でも凝ったつくりでも何でもない地味な映画で、
ベタと言えばベタな内容だし、泣かせる話、みたいに分けられてもしまいそうだが、
どの場面も人間描写がしっかりされていて、出演者の演技もみな素晴らしいと思う。
人が、自分の人生を生きる(親や子それぞれがそれぞれの人生も大切に想いながらー)、
そういうことの切なさが、日常をじっくり描きながら抑制的に表現されていると思う。
そこに若いときのもどかしい恋愛が絡んでいるのがまた切ない。
マーサ・プリンプトンもすごくよい(今どうしているのかな?)。
リバー・フェニックスとのシーンは恋愛ものとしてすごく美しくこれも理想。
リリー・テイラーとともに、若い(当時)女優ではすごく好きだ
(リリー...は今も好き)。
ちょうど再発されて1500円くらいで買えるようで、買おうと思っているのだが、
その値段では申し訳ないくらいです。


旅立ちの時 [DVD]

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