・Farrah 「Cut out & Keep」
 パワーポップ、と言われるわりには、私的には、穏やかというか落ち着く雰囲気がある。
 この音楽で、ギターかき鳴らしてはじけてるイメージが湧いてしまうと、
 よくある、って感じになってしまいそうなので、ヴォーカルが抑え目なところがいいと思う。
 このバンドはメロディがいいけど、はじめ弱いな、という印象。でも長く聴いているとやさしい感じがいい。


Larrikin Love 「Freedom Spark」
 私が聴いた順番とかにも関ってしまうので、あまりこういう言い方もよくないなーと思うけど、
 Coral、Libertines、Kooks、あたりを混ぜた感じ、という印象。
 わるくないと思うけれど、自分的に上のようなバンドがいれば、いいかな、という感じがしてしまう。


・Jeremy Warmsley 「The Art of Fiction」
 宅録職人だそうです。ちょっとへろへろなところがClap Your...に似ているような。
 なんとなく聴いているにはいいな、というところ。もうちょっと何度も聴くと違ってくるかも。
  

・Devastegations 「Coal」
 はじまりで、声(低め)がちょっと苦手、と思ったが、なんだかだんだん惹かれていくような気がする。
 暗いところが似合いそうな、演出したライブが似合いそうな感じがして、一瞬、Dresden Dollsを思い出しました。
 好き嫌いありそうですが、私はなかなかわるくない印象。
 

Incubus 「Light Grenades」
 シングル曲を期待して聴くとちょっと地味だと思います。
 前作よりは聴きやすいかもしれないけど(前作は地味で深いところが、時間が経ってよいと思える)。
 前作同様、騙されたと思って5回〜くらい聴いてみると、なかなかよくなると思うのですが...。
 ポップなもの好きな人には、ちょっと大仰な感じがするのでしょうが、
 力強い音と、しっかりしたヴォーカルの、正統な感じ(今や)がよいです。
 それと、ギター?ベース(前作から変わってる)?ドラム?の何のせいか、そのアンサンブルのせいなのか、
 曲のつくりのせいなのか、私は、このバンドの音には、すごく身体のリズムが反応します。



ライト・グレネイズ

ライト・グレネイズ