マリー・アントワネット」。
有休を取っていたので、歯医者の後に、映画の日の映画鑑賞。
「ゆれる」もまだやっていて観たかったけど、そのうちCSでもやるかもしれないしー、
キルスティン・ダンストが、綺麗でお金持ちだけど虚しい、というイメージにぴったりだと思ったこと、
ポスター等で見た、お菓子とかドレスの今風な可愛いらしい演出、映像を見てみたかったこと、
あと、Stro...とかの音楽をどんな感じで使っているのかなという興味、でこちらを観た。
ドレスはほんとに可愛いかった。音楽はとくに違和感なし。
お菓子や料理もほんとに綺麗だったけれど、あんまり次々とお菓子が映され続けると、ちょっと我に返る。


虚構の部分もあるだろうし、ストーリーに感動するとかはまったく期待していなかった。
ただ、一人の女の子のあの立場での虚しさやさびしさ、どんな女の子もあそこではああなっていってしまうかも、
という感じが出ていて、キルスティン・ダンストの細かい表情などから気持ちが動かされることもあり、
自分の期待度的には、内容もわるくなかった。いい映画でした!、とは言わないですけど。
あまり重いドラマにしたくなかったためでもあると思うけれど、
夫婦の間のやりとりに思いやりがあり、大切にしあっているように描かれているところが救われる感じだった。
キルスティン・ダンストは、私が持っていてほしい女優の業みたいなものを感じないのだけれど、
でも、映画を観るたびに、なんだか案外いい女優なんじゃないか?と思う。
ほんとにいい性格、大役、というような役を演って(選んで)いないところがいいのかも。