Travis 「The Boy With No Name」
 問題なく、いいと思います。ほとんど全部、よくこれだけいいメロディが書けるなと思う。
 Travisは、聴く前は、ちょっと弱弱しいような女々しいようなイメージがあったんだけれど、
 声や曲調のわりに、聴いて切なくなったりはするけれども、そんなに感触がwetじゃなくてよいです。
 U.K.、美メロ、叙情派、みたいなバンドがいろいろありますが、
 美メロでも、甘すぎて、悲しいことがあったら、いっしょに嘆いてくれ、って引き寄せられてしまいそうな、
 そういう感じがするのは苦手です。
 Travisは、ちゃんと線が引かれている、という感じがする。あなたが望むなら来てくれ、みたいな。
 あくまで、私の、感触ですが、そういうところが好みなんだと思います。
 ちなみに、巷では、重いとか評判のあまりよくない前作も、私はすごく好きです。


・Henrik Schwarz 「DJ Kicks」
 去年から欲しかったけれどなんとなく買いそびれていた、DJ Kicksシリーズのもの。
 ベルギーのダンス・ミュージックシーンでは有名な人だそうです。 
 元ネタはほとんど知りませんが、ファンク、テクノ、ソウルな感じの曲や音が大人っぽくremixされてて、
 フロアで我をわすれてゆらゆら踊るのに気持ちよさそう。そういうふうに喜んでもらおうとつくっている感じ。
 もしくは、天候もよく気分もよいなら、休みの日の部屋で聴いてゆっくり揺れながら過ごすのに合うような。
 

Boy With No Name

Boy With No Name

 

睡眠が足りないなら、早く寝るように。自分。