今日は、バイン@渋谷AX。
出てきたときの田中くんの表情が硬いというか、目がちょっときつかった。
どうなるかなと思ったが、3曲目「Sister」くらいで緩んできたので一安心。
田中くんの笑顔を見るとこちらも笑いたくなってしまうのは親心みたいなものです。
去年末の、すごくよかったunitのライブは、すごくエモーショナルで迫ってくるものがあったが、
今回はいろんな意味でニュートラルな感じがした。
序盤からけっこう激しいめな曲もやって、緩いバンドでないことをアピール?
「シスター」や「yellow」は、以前より前のめりじゃなく、よりこなれた感じがして、私はよかったと思う。
あ、始めの頃、金戸さんの声のマイクのヴォリュームが大きすぎてちょっと気になりました。
ツアーでは、やっぱり、(「ママ」〜)「豚の皿」「Justaposed」あたりのポストロック風な、
轟音でもって行かれるコーナーがあるのがうれしい。すごい疲れるけど。
「Forgemaster」もライブだとああいう迫力のある音になるのが、さすがバインだと思う。
「指先」は、やっぱりちょっと泣けてきてしまった。
後半の、新譜の「I must be high」は自分的には期待の90%くらいだったが、
以前からやっている「Come on」はすごくカッコよかった。
「Fly」は、サビに向かって、徐々に溜めて溜めて破裂しそうに盛り上がっていくところがすごい。
「その未来」は、私にとっても、以前のような泣きの曲ではなくなったけれど、
田中くんが、”出会い”という言葉でオーディエンスを指し、”つながった”というところで胸を叩いた時、
やっぱり、こちらも胸が熱くなりうれしくなりました。
バインのライブは長い上に、密度が濃くて集中するし、すごく身体を揺らすので、特に下半身が疲れる。
アンコールはうれしいけど、要求するときの元気がちょっとなくなってしまいがち。
まあ、本人たちはもっともっと疲れているのだけれど。出るのが遅いのは曲の相談しているのかな?
昨日、「涙と身体」、「遠くの君へ」という大好きな曲をやったと知り、今日は違うと思い、残念だったが、
まさかの「Figure」。西川さんの、ものすごくじっとりした濃厚な曲で、歌詞もすごく思わせぶりでいい。
「君を待つ間」も、今は今で大好きだけれど、やっぱりこの頃の曲もいいなあと改めて感じる。
ちょっと今回の流れではどうかなとも思ったが、「...ニアラズ」じゃなかったけど、
ファンキーなノリが好きな「マダカレー...」を久々に聴けて楽しかった。
やたら、「新木場で会いましょう」と言っていたのは、リピーターが多いとわかっているのでしょう。
ということは、昨日今日とは、アンコールを変えてくれるんでしょう、と期待。
2時間半弱?で、すごく疲れたけれど、内容は充実していたので気分はすっきりして帰る。
次は最終日の新木場。


「Fly」

2回目だけど他にいいものがなし。指先は消えた。