日記を書いたり音楽を聴いたりする意欲があまりない。
かと言って、うつうつしているわけでもない。なんとなく気分は平坦な、乾いた感じ。
でも、現実的なことは、いろいろとやっている。というか、いろいろある。
自分の(空想や逃避の)世界に入ろうとせず、こういうふうに暮らす感じが、健康的なのかもしれない。


先週の半ば、腸の内視鏡検査を受けた。
健康診断で、要精密検査という結果だったし、自分的にそういえば...な様子もあったので、
最低でもポリープくらいはあるだろうと思っていたのだが、結果的には問題なかった。
検査をしたのは、兄がポリープをとった病院で、違和感はあったが痛くはなかったと聞いていたので、
安心して行ったのだが、予想外に、検査は、麻酔もしたのに、とても、とても痛かった。
腸の形がよくないのか(脂肪が少ないと痛く感じやすいと言われた。そんなに痩せてもいないが。)、
曲がったところに内視鏡がうまく入らなかったようで、二人がかりで押さえられ、
息を吸えとか吐けとか言われても、できません、すごく痛い、痛いです、と言うしかないくらいだった。
終わって、15分くらい安静にしてくださいと言われ、一人にされたところで、思わず泣いてしまった。
腸の洗浄剤を飲むところでも気分がわるく冷や汗が出てきて、飲むのに時間がかかっていたせいか、
終わって精算待ちをしているときに、年配の看護士さんが声をかけてくれた。
大丈夫かな〜と思ってたのよ、でも一番ベテランの先生がやったのよ、と言っていたので、
検査が下手だったわけではないみたいだ(説明もちゃんとしてくれたし)。
母も、我慢強い人だが、ポリープをとった時に相当に痛かったらしく、死んでもいいと思った、
と言っていたので、ひょっとしたら、長いとか、検査をしにくい、似たような腸なのかもしれない。
まあ、症状は出ていても、大きな病気ではないこともあるんだな、という結果だった。
腸の写真を見せてもらい、いつも便秘気味な腸がこれだけきれいになるなら、
2年に一回くらいは洗浄剤を飲むのはいいかもしれない、と思った。検査は嫌だけど。
検査後、三日くらいはお腹の調子がよくなく、力も入らず、
何を食べてもいいと言われていたが、病人食みたいなものしか食べたくなかった。
日曜日くらいから、やっと普通に食べられるようになった(なったらなったで過食気味)。


そして、このところ、マンション設備の点検とか修理とかがいくつも重なっていたので、
見栄っ張りな私は、人が来るときは家をきれいにしていないと嫌なので、掃除三昧だった。
掃除をしているうち、この頃、洋服をしまう場所が限界に近くなってきたと思っていたので、
着ない洋服や靴や使わないバッグなどをけっこう捨てたり、仕舞う場所を整理したり、
細かいところも気になりだし、家をきれいにするモードに入ってしまっていた。
家がきれいになると、なんとなく、いつもよりも料理をする気もおき、
お腹の調子がよくなかったのも重なり、野菜等で消化のよいものを作って家で食べることも多かった。
マンションの点検や修理に来た人と、設備の使い方などを聞いたり話したりで、
職場や友人以外の人との会話も多く、なんだか、いろいろな意味で、生活感のある週だった。