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・「エディット・ピアフ 愛の賛歌」
同僚にDVDを借りて観た。
やっぱり、主演の女優さんはなかなかすごかった。汚れ役も辞さない、という感じで、
年老いた(年齢的にはそうでもないのだけれど)ピアフの、かなりよぼっとした外見、
幸福に育たなかった女性にありがちな、(敢えて言いますが)あまり品のよくない振る舞い、
ちょっと派手で自己アピール大で、自分を大事にできない女性の雰囲気をよく出していたと思う。
ただ、映画的には、私的には、それほどぐっとくるものがなかった。
幼少期、若い頃、晩年を織り交ぜて見せる方法も、もう少しなんとかできたのかも?
美輪さんの音楽会で、思い入れたっぷりな様々な逸話など聞いているせいもあるかもしれない。