前回に書いたDead Trees が、じわじわとよくて、けっこう聴いています。
 わかりやすいメロディだったり、踊りたくなるようなビートだったり、
 ギターがジャーンと気持ちいい感じのロック....みたいなものをあまり聴く気分じゃないとき、
 かと言って、変に叙情的なものとか壮大な感じのものも嫌、
 電子音とかもあまり聴きたくない...みたいなときに、なんとなく手にとってしまうような感じ。
 気分的には、ニュートラルな感じ...か?、ちょっと新鮮さもほしいときにいい感じ。
 こういうのを自分的にオルタナというのかもしれない、と感じる。
 あと、もうけっこう大物感があるけど、R.Adams も、案外そういう感じのときに、聴きたくなります。


Four Tet 「Ringer」
 ↑のようなことを書きつつ、やっとFour Tet の新譜(ミニアルバム)を聴いてみたら、
 ああもうやばい、という感じ。
 Kieranのものとしては、ここ最近聴いていたのが、Steve Reidとのセッションのアルバムとか、
 生ドラムのちょっとソウルフルな感じのものが多かったけれど、そういうのでもなく、
 Four Tet のアルバムのメロディアスな感じのものでもなく、ミニマルな感じです。
 淡々とした始まりからだんだん音が重なっていって盛り上がっていく感じが、たまりません。
 ディープな浮遊感で気分が高揚し、目を瞑ると意識がどこかへ飛んでいけてしまいそうな気持ちよさ。

 手をあげたくなる感じです。大好きです。
 

Ringer

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