Beck 「Modern Guilt」
 いいですね。どんな音楽、というのは私には言えない(説明できない)ですが、
 はじめから、ああ、Beckのこういう歌が耳に入って幸福だ、と思えます。
 けっして地味な作品ではないけれど、低いトーンで揺れながら流れていくような感じ。
 淡々としていて甘くなく穏やか過ぎずにやさしくて、ゆるくポップ。
 私的には、前2作より、耳馴染みがよく、早く浸透してきている感じです。
 タイトル曲とか、とても大好きだけれども、Beckにしてはメロディがわかりやす過ぎるのかも
 (でも、もちろん全然わるくなく、ほんとに好き)。
 似た曲調に頼っていなくて、でもどれにも底にBeckらしさがあって、Beckの声があって、 
 聴いていて、とても安心します。


Zutons 「You Can Do Anything」
 1回くらいしか聴いていませんが、なんだかとてもいいです。とくに前半(たぶん)。
 すごくノリがよいというか、ソウルフルな感じがします。
 私的には、職人ぽいような、ちょっとおやじっぽいようなバンドの音楽、という(いい)イメージ。
 Deltasonicの中では、大人の余裕がある感じ。
 詰りがないというか、いい感じに開放されているような。
 きっとライブは、とても楽しめると思います。
 

Modern Guilt

Modern Guilt

You Can Do Anything

You Can Do Anything