・バイン他 @Club251 11/29(めずらしくセットリスト付き)
 複数が出るイベントは長いし、セットチェンジの時間とかもイヤなのであまり好きじゃないし、
 チケット取りが大変そうだし、今回は行けなくてもいいなと思っていたのだけれど、 
 1週間くらい前にチケットを譲ってもらえることになり、これも縁だと思い、行くことにしました。
 はじめ3つは弾き語りだったのでセットチェンジの時間もなく、まずそれがよかった。
 田中くんのアコースティックソロから始まり、弦が切れたりもしましたが、なかなか新鮮でした。
 田中くんは、”お父さんやってる”とか、そういう部分で人に伝えることもしないと、とか言っていて、
 小さいところで酔っていたせいもあるのか、ちょっといつもよりパーソナルな感じ?。
 後とのバランスも考えてか、ソロの曲は渋め静かめな曲でした。
 アナログ〜の佐々木くんは、ライブはもちろん初、CDも聴いたことないですが、
 真っ直ぐな人、という印象で、すごくいい人そうで、日本人だなーという感じでしたが、
 歌は少しブルースを感じるところもあり、あまり自分の好みには近くありませんでしたが、
 ウルフル〜のトータスさんみたいな感じになるといいな、と思いました。
 セカイイチのケイくん?は、デビューの頃にPVで見て、ややポップなエレカシみたいな印象だった
 ような気がしていたので、あの緩い面白い感じは(こちらも酔っていたせいなのか?)、
 かなりキャラが違うような気がして面白かった。自分でしゃべって、へへへへ〜と笑うのが可愛い。
 歌もよかったな。こちらはけっこう、楽しいながらも感動しました。
 ああいう無邪気な後輩たちから慕われているのも、まず音楽的にリスペクトされているからだろうし、
 無理なことをしないでバインらしい振舞い方でやっていていいんだなと思えて、
 ただの妄想含みで見ているファンながらも、見ていていい気分でした。
 
 そしてラストのバイン。
 ”Time is 〜”、”Jive”、で始まりましたから、いや〜これは、今日はうれしい、と思いながらも、
 このまま行かずに、途中で雰囲気が変わっちゃうといやだな〜と懸念しましたが、
 「今日は変なセットリストですから」、と田中くんが言ったので、やった、と心が躍りました。
 ほんとに、昨日は黒っぽい感じの曲が多く、自分的にぐるんぐるんできる横ノリ系な感じでよかった。
 ”インダストリアル”とか”フラニー〜”も、ツアーの流れより、私はこの日の流れで聴く方がよかった。
 「セックスの歌です」と言ってやった”11%”〜とか確かに”変”だし、久しぶりの”パブロフ”も重く。
 終盤は、ノリ重視な感じでツアーでも締めでおなじみ(でも少し久々)の曲で盛り上がった。
 アンコールで、”マダカレー〜”を久々に聴けたのも楽しかった。
 ソロで弦の切れた”Wants”も、改めてバンドの音でしっとりと聴けてよかった。
 荘厳な大人系な曲も、上昇気分になれる曲もいいですが、この日のようなセットは大歓迎です。
 私的には、自分の調子のせいもあり、今年のツアーがちょっと不完全燃焼だったので、
 そんな私に降ってくれた幸運だったのかな、と思え、とてもありがたい気持ちになりました。
 きっと今日の打ち上げはすごいことになるんだろうなあ〜〜と想像しながら、いい気分で帰れました。
 
 しかし、ほんとに、ライブのよしあしは自分の気分の問題がどのくらい関係するのか????、
 ほんとにわかりません。
 ツアーの時は、自分的に長い気分の不調の時期だったせいと、
 たぶん、アルバムを自分的に解釈しているイメージとか、たぶん、こういうふうに聴こえてほしいとか、
 自分で作り上げた硬い期待のようなものがありすぎて、楽しめなかったのかもしれない。
 昨日は、久々に、理屈なくひっかりなく、ただただ楽しめて、とてもよかったです。


・田中くんソロ:
 Sing
 少年
 wants(弦が切れたので途中終了)
 core


・バイン:
 Time is on your back
 JIVE
 ポリゴンのクライスト
 大脳機能日
 11%MISSTAKE
 インダストリアル
 パブロフドッグとハムスター
 報道
 フラニーと同意
 HEAD
 (All the young)Yellow

 Wants(Band Ver.)
 マダカレークッテナイデショー

OUTCAST~B-SIDES+RARITIES

OUTCAST~B-SIDES+RARITIES

またB-side集出して欲しい。