Razorlight 「Slipway Fire」
 歌によっては少し声が変わったな、というのが第一印象。でもRazor〜ぽい曲調は変わりなし。
 ちょっと大げさなような、感動的な感じの曲が多いような気もします。
 Razor〜は、バンドの雰囲気的にはそんなに好みじゃないはずなんだけど、
 1st.を、気がついたらすごくよく聴いていて、私これ好きなんだなーと思い、
 そんな気持ちで2nd.を買って、あーやっぱり間違いない、好きだ、と思いました。
 Vo.のJohnny〜の持っている熱さというのか、天性の邪気のない強さみたいなものは
 相変わらず感じます。好みじゃないけど、こういう力強さにぐいぐい圧されたら弱いな、みたいな。
 (そういう魅力は男の人にはわかりにくいかもしれないですが。)
 今回は、私自身の変化なのか、1st.や2ndの時のような気持ちが(まだ?)ないのですが、
 ただ感動的っぽい曲でも、じっくり聴くとしっかり染みてくる曲もやっぱりあり(60 Thompson等)、
 もう少し聴き続けたらもっと違ってくるかと思い、繰り返し聴いています。

Slipway Fires

Slipway Fires



・Longwave 「Secrets Are Sinister」
 シューゲイザーぽい音が心地よいNYのバンドの、3rd.アルバム、かと思ったら4th.アルバム。
 1st.と思っていた「The Strangest Things」が好きだったけど、次があまり印象に残らなかった
 (いいんだけど)ので、ちょっと遠のいていましたが、基本的に気になるバンドでした。
 これは、冒頭曲とか、数曲はほとんどMew?、のような感じもしますが、
 すごく広がりというか、キラキラ降ってくる感じがあって、とても抜けのいい音で、よいです。
 音響ぽい曲だけだと私はちょっと飽きるんですが、ちょっとInterpol系な深みのある声の歌もの
 もあって、基本ギターバンド、と思えるギターもベースもかっこいい。
 こういうバンドは、なかなか来日しないんだろうな...。逆にもっとインディぽいコアなファンのいる
 バンドの方が小さいとこが呼んでくれそうだけど。まあ、単独あったら絶対行くか、と言われると
 自分もわからないですが、売れて欲しい、いいバンドだと思います。

Secrets Are Sinister

Secrets Are Sinister