・ブンブン@O-East 7/28
 すごくよくなかったわけではないけれど、やはりもう一歩、な感じだった。
 「Photon」までが好きなファンなので、好みじゃない曲の割合が徐々に増えるわけだし、
 それでも行くのだから仕方ないと思うけれど、去年?のコーストは久々によかった
 と感じたのでその後の期待もあったし、新しいシングルがわりと好きだったから
 方向性の期待もあったと思う。そのシングルはけっこうよかったと思う。
 そしてロックよりな縦ノリな曲はやっぱり乗り切れなかったのだけれど、
 それだけでなく、だんだん音(主にドラム中心に)がすごく鈍く感じられてきて
 耳につくようになった。ギターをブィ〜ンとさせるのは好きなんだけれど、その音も。
 ドラムは、見える位置ではなかったのではじめ誰が叩いているのかわからなかったけれど、
 途中からやっぱり平井さんじゃないな、と思った。
 私は技術的なことはよくわからないけれども、平井さんのドラムのすごくキレのいい感じ、
 何というのか、収まるべきところにものすごく収まりよく入る感じがすごく気持ちよくて
 ほんとに快感を感じて大好きなので、違うな、とわかってきた。
 それでも、やっぱり自分的には、Fog〜、Dig〜、Dress〜などの以前の曲の方がよかったけれど。
 新しいドラマーさんも、女性のわりにとてもパワフルにあの速いビートをよく叩けるな
 とは思ったけれど、自分にとって、平井さんのドラムがほんとにブンブンの音の一部として
 すごく意味があって大切だったんだと改めて思いました。
 ライブの後、「Outloud」とか「Joyride」を聴きなおしたら、さらに。
 変拍子な感じとか、一曲の中でもすごくリズムパターンを変えてくるところとか、
 変な言い方だけれど、簡単には着いていけない感じがすごく気持ちいい。 
 スネアの音の残り方とかも好きだし。それに、たぶん、決まったことを叩く以上のことを
 平井さんはさりげなくしていたんじゃないか(ふつう?)、それがけっこうブンブンには大きかった
 んじゃないか?とか思ってしまいました(曲調とかアレンジの問題もあると思うけれど)。
 
 公式HPで、中野さんから、ドラマー変更は一時的なことではなく、今後も平井さんは 
 ライブでは叩かないというコメントがあった。そう言ってくれたのはすごく誠実なことだし、
 そう決まった以上は何を考えてもしかたないので、今後ライブに行ってみて
 変化があればあるで、自分でその時の感じを感じていくしかないとは思う。
 それに、中野さんはすごく現実を見て結果をはっきり出そうとする人だと思うので、
 よくないことはきちんと改善していってくれるとは思う。
 でも、自分の正直な気持ちとしては、期待...までは行かないし、ほんとにかなり残念。
 いろいろ想像してしまうと、もし志向が合わなくなって...みたいなことであれば、
 自分的には、平井さんの方の志向性の方が合っているのでは...?とか思ったり。
 でも、だからと言って、平井さんがこんなバンドでやってくれれば...ということは
 思いつかない。やっぱりブンブンの音の中で聴きたいと思う。
 いつかまた一緒にやる夢も残っている、と中野さんも言っていたので
 そういう日がくればいいな、いいな、いいな、いいな、と強く強く思う。(思いいれ強すぎか。)

ジョイライド

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