・YYYs @ステラボール 1/16
 (まったく音楽的な感想ではありません。いかに好きかを書いただけ。)
 他にも好きなアーティストはいるし、もちろんそのライブも楽しめるけれども、
 YYYs好きな人がYYYsのライブに行ったら、ほんとにこの上なく楽しくて満たされて  
 胸がいっぱいな感じになるのだと思う。この日ばかりはほんとうにそう思った。
 満たされた、というのがやはり一番合う言葉かもしれない。
 これだけ他のことを考えずにいられるライブは私にはめずらしいのだ。
 ちょっと近いのは2年前くらいのModest Mouseくらいかな。ちょっと違うな。
 感動しても他のことが浮かぶのは、また別の種類のよさかもしれないけれど。
 音がどうとか、そういう感じはあまりもたなかった。もちろんよくなければ
 それがマイナスな気持ちを呼ぶので、わるくなかったのだと思うし、
 Bryanのドラミングは私の好みだったし、キーボードも操るNickのギターの
 弾きっぷりはギタリストとして好みだったし、演奏しているのが二人にしては
 そんな感じはしませんでした、と思ったら、そういえば1人サポートがいました。
 "Head will Roll"とか "Y Control"とかホントに泣けるくらい気持ちが昂ぶったし、
 "Runaway"とか"Skeltons"とかじわじわと来たし、他も全部よかった。
 とにかく、私はほんとにカレンが大好きなのだ。大好きとかいうレベルじゃない?
 存在にほんとうに満たされる。カレンが笑うと菩薩のようにも見える。
 あんな衣装で違和感がないアーティストもめずらしい。派手というレベルでもない。
 目玉の指輪とかつけていても変に尖った感じでもなく品があるし(欲目?)。
 基本の茶系のワンピースは身体に沿ったごく薄い生地で、白い腕の付け根や背中が
 すごくきれいに見える女っぽいものだったけれど、何種類か着た羽織りものが
 どれもこれも面白くて、カレンじゃないとこうは着れないよね、って感じだった。
 髪型もボブから伸びて女っぽくなっていたけれど、相変わらずカットがきれいで、
 カレンが動くことでさらにきれいに見えるような流れ方をする。
 体型はやせずぎていなく、足は長いけれど真っ直ぐな感じで、全体に女っぽ過ぎず
 ケバさや嫌らしさがなく、私には、ほんとうに心底きれいだと思える。
 ストレッチのように足を伸ばしたり背中をそらせたりした時の身体も美しい。
 笑いながらジャンプをする姿も可愛らしい。マイクを投げつける姿もカッコいい。  
 左胸のあたりを、ここ(ハート)、ここね、というようにこつんこつんと叩きながら
 客席に笑いかけるのもすごく可愛らしかった。
 この日はいろいろなことがうまく行き、友人がかなり早い番号のチケットを取って
 くれて、覚悟して前方へ行ってみたら、降りてきたカレンちゃんに触れられた。
 醒めずにすごく楽しかったので、ちょっと潰れそうになっても苦しく感じなかった。
 最後に紙吹雪のようにカレンちゃんが飛ばした赤い”Y”のセロファン?も記念に拾った。
 ...うーん、私、Julianではこんなふうな興奮はしないかも。もちろん他でも。
 この好きさはなんなんだろう?と思う、ほんとに満たされ興奮した夜でした。


  

 (こういうこと書いていると気力が出るのはほんとはあるということか。)