数週間、胃腸の調子が悪いままだったし、ずっと拘りごともやめられなくて
 ほんとうは外に出たくない感じになって、遅刻も増えていたのだけれど、
 何故か行動としては、めずらしく秋の間ずっと、日常的なことは身軽にできていた。
 やろうと思いたったことができる時にすぐやれる、ということ、
 または、自分の中で、この位の間隔(週一回とか)でやる(と決めてしまっている)から
 まだいいか...、と延ばさずに、できるその時にやれる、というのがいい感じだった。
 でも、この2〜3日前から、それができなくなってきた。変な食欲も出てきた。
 まあ、まだまだ前季の冬場よりは全然よいけれど、なんだか危ない予感。
 何がきっかけかよくわからないが、寒くなると動きたくなくなるというのもありそうだ。
 やれることを溜めるっていうのは、よくない。超正論。今のうちになんとか戻したい。


 しかし、私としては、一つ画期的なことをした。スポーツジムみたいなものに入った。
 入った理由は、冬場に太ったのが去年までのように夏に戻らなくなったこと、
 前季の冬の間、あまりに外に出なくて動かなくて、これではヤバイと思ったこと、
 そして、調子のいい期間にちょっと感覚をオープンにして職場の人の様子が見てみると、
 みな体力や気力を落とさないように何か運動などをしているのがわかって焦ったことだ。
 会費を払うという投資をしたことで、なんとか出かけるきっかけになるだろうし、
 出かけてある程度定期的に運動をしていたら、ちょっとは冬場に太りにくくなるだろうし、
 動くことや呼吸で少しは脳や気持ちの方にもいい影響があるのではないか、という
 ことを期待して。

 
 この秋、少し調子がよくて外向きな気持ちになれていたので、職場の人などと
 少し人付き合いを増やしてみた。いつもなら断ることを断らずに出かけてみたりした。
 でも、そうしてみたら、役割のないところで慣れない人と接すると、すごく怖くなって
 しまうことがよくわかった。
 自分では、1人でさびしい生活になるだろうというリスクはあっても、
 それでもめんどうな人付き合いをしないことを自分が選んで納得してやっていた
 と思っていたが、選んでいるというのもあるが、やっぱりできないんだということを
 改めて思った。そして、なんとかなる範囲で人と付き合えていると思っていたが、
 私に近いように思えていた職場の人でも、家族やパートナーを持っている人は、家族や
 その周囲の人、親戚などとの人付き合いに努力をしているということも改めてわかった。
 でも、では自分はそのような方向でいこうか、ということもできない。
 たぶん、そうしても無理が生じるだろうと思うからだ。それでもするか、何を優先するか、
 自分がほんとにどういうふうにしたいと望んでいるのかも、今のところまだわからない。
 いい歳をした今のような時点で考えることではないんだろうと思うけれど。