水曜日はNHKホールに行った。
 結局アルバムをしっかり聴き始めたのは前々日くらい。しかも”Flower”にはまってしまった
 ので他の曲はあまり聴いていない状態で行った。
 結果、楽しめましたよ。二日めの方がよかったようだけれど、十分。
 武道館のライブが何故かやっぱりいいというのもあるが、ライブハウスのライブはあまり
 覚えていないことが多く、私的には吉井さんはホールクラスの方が合っているような気がする。
 NHKも、どのツアーだったか憶えていないがYM以来だったようで、懐かしかったのもある。
 オープニングからして普段行っているようなロックのライブではない雰囲気の盛り上がりだし、
 吉井さんの曲は変な言い方だけれど派手過ぎだし伝わりやす過ぎだしわかりやす過ぎる、
 と思う。でも、吉井さんはあれでいいのだ。見かけも大事な人気ロックスターぽいところが。
 衣装も豹柄シャツに赤いパンツが似合ってカッコよくて、ホストっぽいのかもなあと改めて。
 CDはちょっとちゃちい感じがしてしまったのだけれど、バンドでやっているせいもあり
 もちろん演奏も全然問題なかった。声も伸びていてよかった。
 少し前くらいのライブから、YMの曲とソロの曲が違和感なく受け取れるようになってはいたけれども
 「パンチ〜」の頃の曲はちょっとまだ辛いかもなと思っていたのだが、”O.K.”が来た。
 すごくカッコよかったけれど、私的にはまだ、その頃のきつい話が浮かんできてしまって
 ちょっと楽しみきれない部分があった。
 ”Chelsea〜”は、やっぱりカッコよくて興奮してしまった。このてのノリの曲はやっぱり昔の 
 方がいいなあと思ってしまう。
 ”球根”は...一番きつい恋愛をしていた時にはまった曲なので、その時部屋で聴いていた
 感覚がよみがえってしまう。すねて、反則だよ、といいたくなる感じだった。
 アンコールになってから吉井さんが本編よりしなやかな感じになった気がした。
 ”TALI”でひざまずいたりちょっとくねくねする感じが懐かしいような感じだった。色っぽい。
 ”Do The 〜”のようなタイプの重めの曲とか”Call Me”とかに頼らなくてもよいというか、
 今のアルバムの曲がメインで十分楽しめたし、プラスYMの曲の組み合わせも自然だった
 と思う。まあとにかく...カッコよかった!

 
 普段はほとんど聴かないし親心モードになっている吉井さんだけれど、いいライブの後は
 必ず気持ちが盛り上がって、なんだか人恋しいモードになってしまう。今回もそうだ。
 ライブの後はアルバムもよく聴いている。やっぱり”Flower”が一番好き。”Love&〜”もいい
 と思う。終盤で”JAM”と同じような感想を持つ(私は”JAM”はそう好きでもないけれども)。
 ”Acid〜”、”Music”もけっこう好きかな。
 以前YMが好きだった頃の吉井さん大好きモードの自分はもういいって感じだし、切なく人恋しい
 モードになどあまりなりたくないのだけれど、アルバム聴いているとまたそんな感じになる。
 ”クランベリー”の最後の方とかほんとに吉井さんらしい感じで、そんな自分にひっかかる。
 まあすぐ平和なJulianモードに戻ると思いますが。去年の5月の感触を思い出したい。
 余談ですが、間近で見た金子くんがすごく品のいいお洒落な感じでカッコよかった。



[音楽]
 最近届いたCDは、Danger Mouse & 〜の「Rome」、Submarines、Eddie Vedder
 Miles Kane、Prefuse73Thurston Moore、DCFC、Panic! at 〜らの新譜など。
 聴かなければ。どこかのサイトでちょっと聴いていたMiles〜はポップでいい感じです。
 実際は知りませんが、能力あって育ちがよくて、廻りもそういう人で、
 苦労せずに音楽やっていけるような感じがする人。ピートみたいな人と正反対みたいな。
 自分とは違う世界な気がする。あくまでもイメージです。