何か観たいと思い、新宿へ行く用事があったので「思秋期」を観た。ロビーで待っていたら、観客は
8〜9割は60代くらいじゃなかったかと思うし、最低も30代だったと思うくらいの高齢層だった。
役者さんはうまい。ほんとに登場人物のような人じゃないかと思うくらい。ああいうこともあるという
ことを描くこと自体も嫌いじゃないし、画面の感じとかリアルに描けていて出来も悪くないと思うが、
結局は人の温かい心…みたいなことを言いたいのだとしたら、そうは取れると思うが、それであのよう
な現実の先をどう捉えているのか、いまいち理解できない。個人的にはああいうのはごめんだと思う。
男性も女性もよほど認知とか変えたりとかがないと、あまり変わらない生き方をしていくように思う。
そういうふうな見方も含めているのかわからない。