「イントゥ・ダークネス(スタトレ)」、「マン・オブ・スティール」(スーパー
マン)。スタトレは小さい頃にTVをよく見ていたせいか、けっこう観たくなる。
前作も配役も好きでわるくなかった。今回も全体的にはわりと面白く観られたけ
れど、ちょっとスポックさんの“感情“問題に触れ過ぎな感じがしました。あと、
後半はちょっとご都合のいい感じで???な部分がけっこうありました。ただ
またあれば観るだろうと思うのは、やっぱりそれぞれのキャラクターと配役がい
い感じだからかなと思います。
 スーパーマンの方は、好きなC.ノーランが制作に入っているので気になって
観ました。序盤、スーパーマンの故郷である未来の宇宙?の映像は凄く重厚で、
ああ、やっぱりノーランが絡んでる感じ、と思いました。そんな造形物たちに
劣らず、俳優さんたちもみんな濃くて(あまり好みではありませんが)…、
わるくなかったと思います。ただ、後半はとにかく画面展開のテンポが速く、戦闘、
爆破、炎上、また爆破…みたいな映像の連続で、迫力はありましたが、なんだか、
(私はやらない)戦闘ゲームってこんな感じなんだろうな?、そういうのが好きな
人向きかな?と思いました。こういう展開はノーランさんの志向ではない気がしま
したが…、どうなんでしょうか?だいたい、スーパーマンさん、そんなに人々の
住む街を壊しちゃう闘い方でいいの?みたいな感じで。そんなマジに観るもんじゃ
ないかとも思いますが、私はあまり観ていていい気分ではなかったです。かと
言って全体的には嫌いではないですが。