重いものを観てしまった…という感じ。
「ある愛へと続く旅」を観てきました。予告編を見て、エミール・Hもペネロペも
わりと好きだし、何となく、よく調べもせず、過去に恋愛した地を訪ねて云々…と
いうような映画だと思って観たのですが、けっこう重い内容でした。でも、調べて
いたら観なかったかも、と思ったり。いろいろ調べないで観る方がいいかもしれま
せん。主役のお二人を含め、おもな俳優さんたちはみなとてもよかった。やや大河
小説的なこれでもか的な出来事が続く感はありますが(歴史的事実を考え出すと
たまらなくなります)、俳優さんたちの力もあってか物語に入り込ませる力のある
作品だと思うし、一つ一つの場面でそれぞれの人の感情に思いを馳せられるよう
な映像、表情になっていると思います。
その後、夜に家で“ふがいない僕は…”を映画館に続いて二度めの鑑賞。やっぱ
り私は永山くんがけっこう好きなんですな。あまり好きと言いたくない感じがある
のだけれど。友人は色っぽすぎると言ってましたが、そうなのかもしれない。若い
時はこういう人と恋愛したかった気がします。NHKの「おひさま」や「ガラスの
〜」など、ぽわんとした次男系が合うところも好きです。あと、田畑さんも好き。
で、内容はやっぱり、これも重いといえば重い。若いということは辛い。理不尽な
ことは理不尽。簡単に言えば。Hシーンが多いですが,必要なことで、永山くんと
同様、あまりいいと言いたくない系ですが、好きな映画だと思います。昨日は、
前述の映画を観た後に不運なケガをした友人のお見舞いに出かけ、夜にこれを
観て、どよんとした夜を過ごしました。監督のタナダさんはたぶん、わりと好き
です。「ゆれる」の西川〜さんとか、今、日本の監督で観てみようかなと思うの
は、何故か女性です(嫌いな人もいますが)。