バインの初日@クアトロに行ってきました。
はじめから田中くんは笑顔が多くて、ご機嫌そうでした。はじめの頃、ちょっと
音が迫力がないような気もしましたが、小さい会場だから生の音が聞こえるような
感覚で、それもまたいいかもと思いました。その後、序盤から琴線触れまくりの
冬ソングが続いて、すでにやられた、って感じでした。期待せずに”想うと〜”
とかやられると、弱いです。”Neo〜”、”片側〜”、”Metamor〜”は
うれしかった。あと私は「MISOGI EP」がすごく好きなので、そこからの3曲も
うれしかった。”CORE”も久々?でよかった。”風の歌”も地味にさりげなく
よい曲。セットリストは満足でした。新曲は…正直まだよくわからない感じ。
アンコールで「指先」が来て、たいていこの曲では泣いてしまうのだけれど、
この日はそうでもないかななんて思っていた。それが、つながるラストの
「放浪〜」が始まった途端に我慢できない感じにぐわっと泣けてきてしまい、
全く自分でも予想しない感覚で戸惑った。感覚が鈍くなって遅れてくるのか、
そういう流れだったのか…。時々あるのだけれど、翌日も仕事中のふとした瞬間
に、ああ、あの音や声の中に戻ってしまいたいというような感じをもったりする。
最近は一時期のライブのようなヒリヒリ感というか苦しさを共有しているみたいな
感じはないけれど、目に見えていないけれども確かに存在している音の空気の
安心感みたいなものを気持ちの中にもてている感覚は、しあわせな家庭に育って
もてた安定感みたいなものかもしれないと思う。ありがたく、確かに私を幸せに
してくれていると思う。褒めすぎか?いや褒めているというよりただの描写なの
だけれど。そういえば、初日だけれどかなりあったまっている感じだったと思い
ます。あとは最終日です。