<2014 よかった映画>
・物語る私たち 
・リアリティのダンス
プリズナーズ
圧倒的に力を感じたのはこの3本。「物語る〜」は、監督としての志、私事で
映画を作る覚悟、でも滲み出る温かさなど...色々な意味で脱帽します。
先日もう一度観て、一度めとは違うよさを、また感じました。
「リアリティ〜」は、普通いいと言わないタイプのものだけれど、どうにも
エネルギーを感じてしまい外せなかった。「プリズナーズ」は、重く不穏ですが、
俳優さん一人一人の演技が…やはり重く、迫真さが妙に残っています。


・her〜
OSと恋?あんなふうにわかってもらえるなら、あんなふうに話ができるなら、
実在しているものでなくても好きになってしまうかもしれない、と本気で言っ
たらイタイが、そういう視点で観れてしまう自分が、危ういとはわかる。でも
あの映画を観ている間は、いいでもわるいでもない、肯定するでもしないでも
ない、ただそういう世界にいる、感じる寂しさを感じなさい、と言われている
ような気がして、感想だってもたなくてよい世界だとも思えた。


 
・グランドブタペストホテル
あらゆる面でセンスいい、と思う映画。いい感じ。それも大事。主役のレイフ
〜はビジュアルも演技、所作なども、完璧に適役だと私的に思います。


・6歳のボクが大人になるまで
こういうことをやろうと考えた人はいただろうけれど、監督とイーサン他の
俳優さんたちのうまい出会いや真摯な取り組み方があってこういうふうに出来
たのではないかと思います。あの家族のように、正直に、ああいう関わり方が
できたら。


・シンプルシモン
カワイくて面白かった。


・不機嫌なママにメルシィ!
・フランシス・ハ
すごくよかった〜というわけではないんだけれど、それぞれ表現したいものの
狙い方だったり映像だったりに、まったく素直にではないけれど、いい意味で
ひっかかるものがありました。


・トム・アットザ・ファーム
すごく贔屓目。X.ドラン好き。ラストシーンが好き。こういうのも撮れると
いうのをこの時期作ってみたのかなと思う。


アメリカンハッスル
ゴーン・ガール
インターステラー
わりと好きな、大作を作る監督さんたち。「アメリカン〜」の俳優さんたちも
エネルギーがすごい。「インター〜」と「ゴーン〜」は、もう一回観てみたいと
思った(観ていない)ので入れてあります。


「ウルフ・オブ〜」も力強い映画で、案外嫌いじゃなかったです。今年は自分の
衰えがそうさせるのか、エネルギーの強いものに惹かれたような気がします。
Wow〜で観たものでよかったものがありますが、記録し忘れてわからなくなって
います。「チチを撮りに」とかー、わりとよかったなー。後で思い出したら入れ
るかもしれません。