たぶん、今いちばん頭を占めていることを書いた方がいい気がするのだが、
書きたいと思っている時は夜中にお風呂に入っている時とかで、
しかもきちんと書きたいと思うと長くなってしまいそうで、
これ以上遅くなったら明日が辛いのでやめよう、と思いとどまったりで、タイミングが合わない。
...あまり調子のよくないこういう時、私的に誰にいちばん頼りたいか?
というか現実的なことを解決して欲しいというわけでは全然ないので、甘えたいか?ということを
ふと考え付いてしまったというか、常々感じてはいるけれども、やっぱりそうだな、と認識している。
誰か...といえば。
現実に一度も会ったことのない人を好きになれるんだろうか?という問いがあったとすれば、
現実に自分的にはあったので、ある、と自信を持って答えられる、その人だ。
数年前、ネットのある掲示板でやり取りしていて知り合った人で、
音楽にとても詳しくて、いろいろなことを教えてもらった。
洋楽にはまり始めた私がまったく知らないジャンル、古いバンドなどはもちろん、
インディーバンドなどもすごく詳しかったし、でも流行りのメジャーなアーティストもバカにしないで
きちんと聴いて、いいものはいいと言っているところがすごく信頼できたし、尊敬できた。
(今こんなふうに音楽を聴いているのも、たくさんの時間をいろいろな音楽で埋めて救われているのも、
その人を通していろいろな音楽やその聴き方を教えてもらったおかげであるところが大きいと思う。)
そのうち、PC、携帯でもメールのやり取りを始めた。とても波長が合い、そばにいる人のように感じ、
しばらく恋愛していなかった自分にとって、久々にトキメく気持ちになった人だった。
でも、自分のある言葉がきっかけで、関係をわるくしてしまい、やり取りが終わってしまった。
とても自分のしたことを後悔し、その後2〜3年、その人のことをひきずっていたけれども、
自分自身に、現実にその人と恋愛をする覚悟がなかったことが根本的な問題だったので、
もしメールのやり取りなどができる関係を修復できたとしても、その先がどうにもならないと
考えているところもあり、自分からは何もアプローチはできなかった。
その後、他の人と似たような関係になったりしても、結局...今も、その人が気になっている。
少し前に、mixiに、その人の足跡があった。たぶん、名前で検索してくれたのだと思う。
ただそれだけのことだけれど、数年経った今も、その人にとって、
自分が、まったく何もなかった人になっていなかったのだと思えて、うれしかった。
私も足跡をつけたけれども、それだけで、何もできない、というか、しなかった。
私も、たぶんその人も、何かをしようとしても、どうにもならないことを、
もしくはしてないけないことを、わかっているからだ。
だから、気持ちの中に残っている、ということがわかっただけだ。
たぶん、というかきっと、私の方がその人へ想いを残している度合いは深いと思う。
どうにかなりたい人がいるとすれば、今もその人がいちばんだ思っているから。
気持ちが弱っている時、近くにいてくれたらと思う人がいるとすれば、その人だと思っている。
(結局長くなってしまった。)