拘りごとの頻度とか、やっていることは変わりなく、現実の状態はあまりよくないけれど、
11月くらいからのうつうつも、先週くらいから気分は上がって来ていた。
昨夜、10月のライブ以来、アルバムをぜんぜん聴いていなかったので、
今日の武道館の予習を少ししておこうと、寝る前に、「Humming~」をかけたら、
1曲めの”Do~”が始まった途端に、どよん、と、はっきりと気分が落ちた。
それで、そうか、以前書いたような、YMうつではなく、吉井うつなのか、と気がついた。
吉井さんの書く曲(または声)の何かが、私の中の何かに触れるのか、
私の中のかなしいような気分を、表面に連れ出してくる、というか。
それは、吉井さんの音楽に感動するとか、好きだとか、ただそういうことかと思っていたけれど、
たぶん、音楽的に好きとかいうより、自分にとって(結果的に)心地よいものをもたらす、
そういう力に惹かれてしまう、ということなんじゃないかと思う。
(それが、好き、ってことなのか?)
そういう時に外に連れ出された気分はあまりいいものじゃない。
けれど、そのまま気づかずに置いておかれるよりは、外に連れ出され、
そして、時にはそのまま、開放的になれる曲で発散もされる心地よさ、
それが、自分にとっての(ある種の多くの人にとってもそうかもしれない)、
吉井さんの音楽の力なのかもしれない。
(”癒しの音楽”とか、↑こういう風な話はよくあるけれど、自分的にはちょっと違う。
吉井さんの曲の場合、癒すとかではなく、メインは”落とす”感じがするので。
でも、吉井さんも言っていたけれど、絶望ではない。)
そんなことを考えながら、武道館1日めを観てきました。
(吉井うつ、なんて言われて迷惑な話だな。スミマセン。)