やっとたどり着くことができました。書くというところまで(おおげさ)。
 ずっと書いていないなあと思い、いざ書こうとすると、ちっともまったく意欲がおこらなくて。
 生活自体も、なんだかわからないけれども、投げやりな、何だかどうでもいいような気分だった。
 仕事に行ってはいたし、家族に会う用事で出かけたりとかしていたけれども、
 ほんとにただただ、その日を、予定を、塗りつぶしているような感じだった。
 家での自分は、自分的には最悪に近かった。
 拘りごとや、ネットでの不相応な買い物は、のめりこむと何も見えなくなってやめられなくなり、
 すごく無意味なことをしている自分に嫌〜な気分になり、
 片付けとかの家事や、日常的にやっていることにはまったくやる気がでなく、
 でも、調子悪い〜もう嫌だ〜と言うようなエネルギーもなく、
 気力のない、ぼんやりしているような毎日。

 この間、やり始めは間をおかずにやった方がいいと言われ、何かしらよいこともあるだろうと、
 予約を入れて何度か鍼灸院に行ったのだが、これも案外、実はストレスだった。
 休日に、予約時間までに、1時間かけて出かける、っていうのが。 
 自分が好きで、身体にいいからやってるんでしょ、っていうことなんだけれども。
 (この他にも、自分が好きで、自分にいいと思ってやっていることが、
 案外重荷?になってるんじゃないか、と、最近、感じることがある。)
 そんな鍼灸だが、鍼を打って少しおいておかれる時間が、寝ているでもなく起きているでもなく、
 ベッドで眼を閉じて、空白な感じでいられて、いい。
 マッサージのようなはっきりとした気持ちのいい感はないけれども。
 そして、終わった後しばらくして、体がゆるいような、何か変な所在ない感じに気づくのだが、
 あー...、なんか私、許容量とか処理能力とか、いっぱいかも.........、というふうに、その時感じる。
 人よりたくさん何かしているとか、忙しいとかいうことではなく、
 ただ、自分的にはいっぱい、なのかも、と。

 何度か鍼灸に行って、そんなことをたびたび感じているうちに、
 フジだサマソニだ、と休みはもらっているけれども、予定を無理にこなしているところもあったし、
 仕事は、自分が休む=その持ち場自体を休みにする、ということになってしまう状況なので、
 休みたいという日には休めなく(多くの人たちもそうだろうけれども)、
 あー私はただただ休みたい日に休みたい休みたい、と自分が欲していることに気づいてしまった。
 休みのない人もいるし、わがままというか、贅沢な話なのかもしれないけれど、
 開き直ってしまえば、私という許容量、能力の人間には、少なくとも今、それが必要なのだろう、と。
 ...ということで、火曜日に、せっかくの休日をあまりにサイアクな使い方をして嫌になった後、
 もうどうしようもなくなり、決心して、今日まで三日間、ズル休みをしました。
 仮病ながらも、休むために職場の人と何度となくやり取りをしなければならなかったけれど、
 これで何かしっぺ返しが来ても、自分でやったことだから仕方ないと覚悟しつつ、
 3日間、家で、好きなだけ、だらだらしました。 少し満足しました。


 こういう最近の無気力な感じ...は、今まであまりなかったことで、
 少し、今、自分の中で何かが変化が起きているような気がしています。
 だいたい、音楽に対して、自分自身で不安なくらい、気持ちが遠のいている。
 半月くらい興味をなくしていると、新譜情報とか、ほんとにわからなくなっているからすごい。
 家では、日記を書かなかった前半くらいは、夏のだるさが似つかわしいSlightly Stupid だけ、
 そして、ここ最近は、ほっとんど何も聴いていない。音がなく変な気分でも、かける気にならない。
 通勤の時には、周囲の音や声から逃れたいので、少し前までは、
 イヤフォンで、何故か、Heracules and Love Affair か、Submarines だけ、
 この1週間くらいは、それさえ聴かず、本だけで過ごせている。
 スタバとかで流れてくるジャズとかがいい感じで、そっち方面に行きそうな感じ。
 当然、新譜はまったく聴いていない。少し前に買ったものも聴いていないまま。
 上にも書いたけれども、好きで追っているはずのことだけれども、それに疲れちゃっている、 
 音楽が、今、そういうものになっているのかもしれない。
 このまま、自分の音楽的興味は、どうなるのでしょう、と思うけれども、
 でも、ライブチケットは、何枚か取っていたりする。...わかりません。
 映画や海外ドラマは、借りたDVDや、Wow~で、何本か観ています。
 今は、ずうっと、そっちの方が楽なんだな。
 平日に映画館で映画が観たくて、ズル休みした一日、「ダークナイト」を観て来ました。
 もっと癒されるもの観ろよ、って自分で思ったのですが、
 ダークな使者が、私を呼んでいました。たぶん。