バインのショウケースは、とてもよかった。満足した。
決してそんなに番号はよくなかったのに、とても(特に田中くんが)よく見える位置にいられて
ラッキーだったこともあってか。セットリストもすごく新鮮で、でも流れがあって、よかった。
田中くんはいい感じの笑顔で、こちらまで気持ちよくなれた。音はクリアで、ダイナミック、繊細、
重厚、ソウルフル、いろいろなイメージ。やっぱり、あの曲の幅は、知らない人にはちょっと説明
しにくい。音の重さや密度がしっかり身体に満ちていくような感触を安心して感じていられて、
ほんとに心地よかった。そういう時間をもたせてくれることに、決して人のためだけではない真摯さで
音楽に向かうことでこちらにも充実した時間を過ごさせてくれることに、ほんとにありがたいと、
改めて思う。今は、なんだかストレートにいいと思う。


ライブに行く前に少し久しぶりにバインを聴き始めたら、正直ふと気持ちが重くなったような感じ
がして、あーやっぱりこうなんだよな…という感じがした。でも暗くなる…というのとはちょっと
違い、深く、結局自分が居やすいところに沈んでいくみたいな、そういうところだろうか。


やっぱり、バインは大切な音楽だと思う。どう大切なのか考える。Stro〜とバインと同じ日にライブが
あったらどちらに行くか?まあなかなか観られないことを考えたら完全にStro〜だと思うけれど、
もし明日死ぬとして最後にどちらかのライブを観られるとしたら?、やっぱりStro〜かもしれない。
Julian観たら何となく元気になれそうな気もするし。それにバインの音楽は、自分で自分の中に
鳴らせられるような、もしくはもう胸の中(左胸のあたりな感じ)にあるような気もするし。その後、
身体とともにもっていくのはバインの音かもしれない、とか思う。ファンクラブにも入ってないけどな。
(どうしてもこうなる。)


OUTCAST~B-SIDES+RARITIES

OUTCAST~B-SIDES+RARITIES

またB-side集出してほしいな。