調子は上がらずも下がらずという感じ。外に出たくない、動く気がしないのは同じ。そしてどうして
家ではこんなにやる気がないのか?その人なりの最低限というのがあると思うし、こと細かく説明する
のもいやだが、自分的な比較でいうと、できる時と比べてほんとうにやる気がない日々が続いている。
それがまた長く。ただ、台所がちゃんと使えていると、自己評価があまり落ちずに済む。充足感をもち
やすいと思う。食べることが好きなせいかもしれない。見栄っ張りでお弁当を作っているせいもある
かもしれない。
ただ、拘りごとが続いているわりにはそれほど自分嫌いモードでもない。たぶん今、職場での感触が
いい感じだから。でも自分がすごく一生懸命やっているわけではない。なんとなくいい時がある、と
いうだけだと思う。そういう時はその気分がまた重なってうまく転がっているだけだと思う。そういう
時をありがたく味わおう。
 先日、2年ぶりくらいに、頑張って自分から申し出て、会社の代表である尊敬する上司と話す時間を
もらえた(15分程だけど)。仕事が少しうまくいっているせいか、以前より緊張せず話せたような気が
する。時間をもらおうと思いたった頃はもっと落ちていた時だったが、頼んですぐは時間を取ってもら
えず時間が経っていたのでその間に気分が少し上がっていて、思ったより客観的に自分のことを話せた
し、共通に興味のある映画の話などもできて、案外楽しめた。その上司からは、仕事のことでも私的な
部分でも、自分が思っていないような視点の言葉をもらえるので、自分のことを考える視野がちょっと
広がったりする。自分では日々気分が落ちる原因だと思っているようなことは、その人の前では重要な
視点にはならない。自分がそういうことを下らないと思っているから話さないか、ほんとうに下らない
から話すに至らないのか、わからないけれど。勇気を出して時間をもらってよかった。秘書の人はあま
り面白くなさそうだったけど。