先週、「ムーンライズ〜」を観た。私にとってこれは、色の映画。古いアメリカンな家庭のイメージの
くすんだブルーと黄色(そういえば「ダージリン急行」はブルーと茶色の印象だったかな)。もちろん、
くすぐったいような小さな可笑しみと間も好き。でもなー、面白かったとははっきり言って言えません。
この監督のもので言えば、私は「ロイヤル〜」もセンス的には大好きなのだが何回観ても途中で眠くな
ってしまってダメなので微妙なのだけれども、「ダージリン〜」は内容的にも好きだったので期待したが、
これも“退屈”と言われても、そうですね、とも思う。


 月曜はWow〜でアカデミー賞授賞式。面白かった。司会のセス〜(「Ted)の監督兼声)、よかった。
よく見ると顔もアメリカンな少年と青年の間のようでチャーミングだし、タキシードも決まっていたし、
態度も堂々としていてジョークもぎりぎりでよかったし、もちろん映画の知識もあるだろうから出てい
る人々への思いやりも感じられたし。冒頭のカーク艦長とのやりとりも面白かったし、オタクなのに?
堂々としていて、全体的にいい感じでした。今年は「映画と音楽」がテーマだったらしく、アデルなど
テーマ曲などのパフォーマンスや、「レミゼ〜」など出演者のパフォーマンスもよかった。Tedも
可愛かったなー。日曜日にダイジェスト版をやります。