Atoms〜のライブに、21日と23日に行きました。
開演前に並んだしオープニングアクトもあったのでとにかく疲れましたが、二日
とも後段のステージ全体がよく見える、しかも身体も動かせるところで観られて
よかったです。ライティングがすごく内容と合っていて素敵でした。内容的には、
簡単に言うと、ものすごく高揚するというほどではなかった…んだと思います。
自分の身体の反応が全てなので理由はうまく言えないですが、10月のAustin〜
のライブ映像がすごくよかったので期待し過ぎだったのか、あまり音がよくなかっ
たのか。全然わるくはなかったんですが。23日は後半よくなっていきましたが、
どちらかといえば、21日の方がよかった気はします。Fleaはたぶんすごく自由な
精神と肉体の持ち主で、動いている姿を見ているだけで幸せになれる。もちろん
演奏も音楽に躍動的な力を与えてくれてると思う。ThomもRadio〜と比してよく
言われる肉体性が云々というのは確かにそうだと思いますが、21日のアンコール
くらいにThomとFleaの掛け合いを観ていた時に、肉体的なカタルシスみたいな
感じとともに、それ以上に、人と人が関わっている、関係性があるというような
感触をすごく感じて、急に寂しく?虚しく?なって力が抜けたように泣けてきま
した。もちろん一緒にいるうちにはいろいろなことがあるだろうし(それだって
関係性があってのことだけれど)、他の人たちにはないものがあるというわけでは
ないのだろうだけれど、その日の私にはそう受け取れるものがあって、そのあたり
の感情の振れ方が自分的に今回のライブのハイライトだったような気がします。
取って付けていうわけではないですが、Nigel他、ドラム、パーカッションもそれ
ぞれが大人な、素敵なバンドだなという感じをもちました。
P.McCartneyも行きたかったけれど、71歳で3時間弱のライブを何日もやったと
聞き、まだこの先、機会があるかなーと期待してます。