吉井さんが Lovinson時代の曲を演る一日だけのライブ@さいたまスーパー
アリーナに行ってきました。とてもよかったです。上の方は少し閉鎖していた
らしいですが、後方のスタンドまで埋まっていて、Lovinson時代の曲だけと
いうライブなのにこんなにしっかり埋まるなんてすごいなと思いました。
オープニングの”20 GO”のアレンジがなんとも言えず素晴らしかったし、全体的
な流れもすごくよく、ライブの最中もよかったけれど、後になってからも、という
より、後には後で、またよかった感触がしっかりと残っています。
正直、やはり私はそんなにJoshのドラムの音はそんなに好きじゃないのですが、
それでもJoshとPaulがいることですごくロックな感じが出ていて(見た目も含め)
カッコよかったし、Julianがすごく簡単そうに繊細なギターを弾くのも観ていて
さすがだな〜という感じですごく気持ちよかったです。このバンドでアレンジして
みたい曲をやったのかなという気もします。メンバーもやりたい曲があったのか?
私的には、”Sade Joplin”から”Spirit’s coming”の流れ、”煩悩コント
ロール”、”点描のしくみ”がすごくよかった。久々のMuddy Waterもよかった。
”ノーパン”もすごくカッコよくなっていました(正直、この曲長くてちょっと
自己満足的な感じで少し飽きていたんですが、今回はすごくよかったです)。
Lovinsonにこだわらず後半に今の盛り上がる曲を持ってきたのがすごく自然な
感じで、とてもよかったと思います。最後の“トブヨウニ”も気持ちよかった。
今回、モニター映像がすごくカッコよかったな。メンバーの演奏を移す角度とか、
洋楽のライブみたいな感じがしました(他の日本のああいうモニター使ったライブ
をあまり観たことがないですが)。ライティングや炎の演出もよかったです。
吉井さんは、緊張していたらしいですが、力も入ってしなやかでもあり、バランス
がいい感じで、色気もあって、やっぱりすごくカッコよかった。なんでしょうね…
ライブ自体がよくなければ文句は言うけれども、言ってしまえば、この人がカッコ
よければいい、という部分もけっこうあります。スタイル完璧。言ってることかわ
いいし。やっぱり好きだな〜と思う。まあ現実にそばにいたら騙されませんけど。
今回、席が、限りなく最前に近く限りなくど真ん中に近く、しっかり肉眼で人間的
な?吉井さんを観ました。まああんな会場なので、ステージ遠いし高いし、ライブ
ハウスで言ったら10列めくらいかと思うので、やっぱりモニターもけっこう観て
ましたが。こんな席も二度とないと思うし、今後観られない時があってもまあいい
かも、みたいな気持ちになりました。行きますけど。