ここ最近見たものと、一言感想。
TVで、市川団十郎親子の、仏オペラ座での歌舞伎公演を追ったドキュメンタリー。
普段の姿は海老蔵さんも自信に満ちていて素敵だと思ったが、
舞台では、父の方が数倍、数十倍、いや百倍くらい格好よかった。存在感が全く違う。


DVDで「ブレイブ・ストーリー」。
本の方が数倍よいと思う。ていうか、やっぱり2時間くらいでの映像化には無理があると思う。
どうして主人公が人生を変えたいと思ったかや、周囲の人々(現実・ビジョンとも)との関係の中での
人や自分のことを理解していく出来事や葛藤とかが、描けていないというより、
はなから描こうと思ってつくってはいないのだろうと感じるので、比べることもできない感じ。


BS放送で「ティファニーで朝食を」。
これまで2〜3度見ている。わかりやすい映画ではあるが、なめてはいけない、と思った。
あの時代、O.ヘプバーンがいて、あの雰囲気やお洒落さが出せてる映画ができた、っていうのが
ほんとに価値があると思う。少なくとも自分的にはすごくそう思える。
それでいて、お洒落なだけでなくて、人同士の切ない機微も感じる。かなり好き、と改めて思う。