伊坂幸太郎ものを続けて読んだ。
グラスホッパー」を初めて読んで気に入り、「重力ピエロ」でかなり好きになったので、
「オーデュポンの祈り」、「ラッシュライフ」、「チルドレン」、「アヒルと鴨のコインロッカー」と読んだ。
「重力〜」の感想で、これが一番好きな予感、と書いたけれど、あまかった。侮っていた。
やっぱり、「重力〜」は一番好きかもしれないが、こんなに作風に幅があるとは思っていなかった。
「オーデュポン〜」もすごく好きだし、「アヒル〜」も、たぶん、ほかの作品を読んでいなかったら、
(なんだかタイトルが今風な不思議っぽくカワイイ感じで)敬遠していたと思うが、とてもよかった。
今日、喫茶店でお茶を飲みながら、「アヒル〜」を読み終わったのだが、そこで泣きそうだった。
この映画を観に行こうかと思ったが、けっこう泣いてしまいそうなので、やめることにした。
(案外、そう予想していくと大丈夫だったりするんだけど。)
続けて読んでしまい、あとにあまり読むものがなくなっていくのが、かなしい。
まともな感想を書きたいが、思うことはたくさんあるけれども、とりあえず書けない。