昨日の夜まで、一泊で、親の病院の付き添いで、実家に帰ってきた。
 このところ、そういう用事が多い。今月もあと2回ある(親が出てくることもあるが)。
 昨年引っ越した実家マンションもいい感じだし、親の調子もいいので、あまり苦にならない。
 いい大人が、人付き合いが少なく、家族との関係が濃くなるのは、よくないと思うが。
 そして、これは実は自慢なのか、思っているより恥なのか、よくわからないが、
 言うのも恥ずかしい、懺悔したい(すべき)ようなことをしてしまい、
 しばらく親に頭が上がらないのもある。
 少し前、あまりに調子が悪い時期、親と一緒に買い物に出た際、
 自分でもありえない、考えられない高い物を買って支払わせてしまった(強要ではない)。
 一生のうちに自分では買えないかもなあ...、と思っていた、
 一番大好きなブランド、J.SANDERの、しかもコート。ここまで書いたら書くべきか。二十数万。
 今までなら、普段の判断力なら、最後の一線で、いや、やっぱりいい、と断るはずだった。
 その日はうなづいてしまった。身分不相応。他力本願。
 いい歳をして、自分で買うなら、その額でもいいけど、それなら素直に喜べるけど。
 これでしばらく、また頭があがらない。そういう問題ではない。ほんとに恥ずかしいことだよ。
 でも、やっぱり、モノ的には満足だった...。永く着られる、と言い訳をする...。