■
(以下、大腸検査に興味のない人は読まない方がいいです。)
大腸の検査を受けに行った。去年に続いて二度目。
去年、あまりにもあまりに痛かったので、もう二度やらないと思っていたのに、
また要再検査になり、しかたないので、痛くないという評判のところを探して行った。
本郷にあるそのクリニック、結果的に言えば、また要検査になったら、行くかどうかわからない。
今の気分だけで言えば、やっぱりもう二度とやりたくない(個人的な理由もあり)。
朝の9時過ぎくらいから、そこで下剤を飲み始めて、終わってそこを出たのが、夜の9時近く。
疲れきって、帰り道はふらふらでした。
私は腸が相当長いらしくて、一度検査を始めようとしたところ、腸の準備が充分整っていなく、
もう一度、下剤を飲みなおさなくてはならなくなった。
結局、検査を始めたのが、夜の7時半くらいで、普通なら軽い麻酔で自分で起きて歩くのだが、
(たぶん)痛がったので、麻酔を追加されて、8時半頃、気がついたら検査が終わって寝ていた。
そのクリニックは、家で下剤を飲むのが基本で、私は具合わるくなるのが不安だったので
クリニックで飲ませてもらったのだけれど、男女いっしょの小さい待合室、トイレも男女一つずつで
(知ってはいたけれど)、検査を待つ間は、あまり過ごしやすくなかった。
まあ、長く待っている間に、たぶん、暖房で締め切った部屋にずっといたので、
偏頭痛がしてきて、その状態で下剤を飲まなくてはいけなかったから、というのもあるけれど。
去年行った、池袋にある、有名な胃腸科外科病院の分院みたいなところ(名前は違う)は、
私の場合すごく痛かったのでやめたのだけれど、システムや設備的にはすごく整っていて、
スタッフも常時近くにいてくれ、その時の状況を話すといろいろ対応してくれたので、
検査までの時間は過ごしやすかった。
あと、去年のところは、朝の身体の様子を話したら、下剤を調整してくれて、一回で済んだ。
今年のところは、痛くないのがいい、技術的によさそう、という理由で選んだのだけれど、
どうせ麻酔を多く使うなら、去年のところでもそうしてもらえばいいのでは?と思った。
朝から一緒に待合室にいた人は、普通に終えて帰っていっていたので、
やはり私の場合は、医者側から言ってもやりにくいのだろうと思うけれど、
年間多数の人をやっているとすれば、そういうタイプの患者の経験だってあるのだろうから、
そう考えると、技術はあるのだろうけれど、細かい事前の配慮などはどうなのかなあと思った。
値段も、今年は、機材の強化消毒代とか含めて去年のところの2倍近かった(安心料だけど)。
大腸検査は、普通の腸の人ならば、痛さという意味では怖がることはないようだけれど
(去年私が行ったところで、兄はまったく痛くなかったというので)、
やりやすい(過ごしやすい)ところとそうでないところはあるのではないかと思う。
それと、不安のある人は、事前に、自分の普段の状態とか、以前の経験とかを聞いてもらい、
それなりの対処を考えてもらった方がよいと思う。
(あと、大学病院とかでは、新人さんなどにやられると痛いという話は聞きますが...。)
結局、結果的には、また、わるいところはありませんでした。なのに要検査になってしまう...。
それならば...と、その後、いろいろ思ったことがありますが、また書こうと思う。